酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

月夜のゆりかご

月夜のゆりかごのお酒が生まれて5年。

美味しいお酒やのに 小川酒店でも 実は なんとな~~~く売れていなくて&売っていなくて とりあえずラベルを変えませんか?ということになりました。

そして 自治セミナーにもよく来ていただいている書家小林真紀子さんにラベルをお願いすることになりました。

小林さんは NHK大河ドラマ 官兵衛の大事を書かはった祥州さんのお弟子さんでもあり お人柄と作品をみて 小林さんならきっと素敵なラベルを書いてくれはると思いお願いしました。実は小林さんは一万人で乾杯ラベルの作者 恒香さんとも太く繋がっていたのです。

そして麻優子さんとも合われて 何度もやり取りをして・・・・・
ゆりかごの優しさが感じられ またバックの紙質と色が月夜に照らされた湖面のような・・・・素敵なラベルが完成しました!

昨晩はその 新酒とラベルのお披露目会。

原料のコシヒカリを作る、野洲市須原のせせらぎの郷の方々 喜多酒造さん 環境に熱心にとりくんではる滋賀銀行の方々がお見えになりました。ほんまは琵琶湖汽船の川戸社長も来るはずが 残念!

私が堀さんと相談させて頂きながら どういうお酒なのかを理解してもらうために 昨年の生 昨年の火入れ そして こしひかりで造られた 萩乃露里山と ブラック神開新酒を 一緒に持って行きました。

ほんまに 面白いなあ。

米の旨味が魅力の香り豊かな里山でもすぱっと切れます。 酸味があって呑み飽きしない鮮烈な神開。

で 肝心の月夜のゆりかごは バランス良く ずっと飲んでいられるようなやさしい口当たりのお酒。

コシヒカリで 試行錯誤しながら 研究を重ねて年々美味しくなってきている3種3様。

楽しくなる呑み比べでした。

ノミビョウタンの阿部さんには事前に月夜のゆりかごを利いていただいていて ほんまに優しい味わいの肴を用意して頂き どれもよう合いました。さすが阿部さん!

小松菜の炒め煮 昆布豆 おから 野菜サラダ 蒟蒻の炊いたん 卵のふくさ焼 メザシの焼いたん 大根の餡かけ 白和え 最後に粕汁と焼きおにぎり 等々

蛍烏賊の燻製は 去年の火入れにばっちりやったし。

神開と去年の火入れはお燗も抜群に美味しかったです。

さてさて あひるちゃんもご参加。そして 語る語る!あひるちゃんのとーくは年明けてから回数も重ね より一層磨きがかかってきているようで、皆心を鷲掴みに

ええラベルも出来たし お酒の魅力もわかったので これからは大事に積極的にこのお酒を置かせて頂こうとおもいます。可愛がってやってください。尚発売は4月以降になります。