酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ぱんちさん 合掌

ぱんちさんの 思い出を話すと 姉御のように 私のお酒人生そのものなので・・・・・涙が溢れます。

悔いの残るのは ご病気で痩せはったぱんちさんに ぐいぐい話しをせえへんだ事。気力は充実してはったし またおもろいことも以前と変わらず 連発してはったので よりいっそう。

これは山根のおやっさんもそやった。
病にふせたときも 山根のおやっさんもぱんちさんも お酒のことで頭は一杯やったと思います。

さんざん呑んで膳のお店に訪れたお客さんに お酒を進めずお水をだして 今日はこれでお帰りやす。お酒が可愛そうやからとパンチさん。

必死で日本酒を追求してはったので ビールと焼酎を飲んでいる時 極楽や~~~。
むちゃ 私もある意味 共感していました。

朝市は お馴染みのお客さんももちろんやけど そうではないお客さんこそ 大事にしなあきまへんというてはったのも心に染み入りました。

低温熟成のお酒の冥利を教えてもろたし、長い眠りから覚めたお酒が 開けて時間とともに花ひらいていく様子には何度も感動しました。

ぱんちさんのお店では ある時気付いたんやけど アル添もんか高精米のお酒が多かった。とくに 磨くほど 熟成したときに、もっさりとしない、美しい完成度の高いお酒になるのやという事も膳で実感しました。

不老泉をこよなく愛してはったぱんちさん。ほんで おもろいことば~~~~~っかり言うてはった。うたも仰山詠まはったな。これから不老泉のお酒を吞むたびに 不老泉のお酒を見る度に ぱんちさんを想います。

不老泉の吞み切りが決まったようです。7月20日21日です!
昨年は呑みきりの後 宴会ご一緒したのに。

ぱんちさんのお蔭で出合えた日本酒の仲間、数知れません。ほんまに 感謝しています。

ぱんちさんは 永遠にやはります・・・

ぱんちさんの フェイスブックから拝借。横坂のおやっさんと・・・・・