酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

村上さん

続きなのですが もう一人会いたかった人に逢えました。

まえから 竹鶴にやはった素晴しい蔵人 村上さんが北島酒造に来はったというお話しを聞いていました。

そして今回 北島シャチョウがお留守ということなので もと摺りの現場を仕切ってくれてはった 感じの良い そして きち~~んとお酒を語らはるかたがやはりまして。

酒造り唄まで披露してくれはりましで 大サービス。

前からやはったんやろか。ええオーラのある人やなと。

そして 帰りしなに気づきました。

この人があの村上さんやったんや。

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以前 奥様のともさんがご来店。杜氏さんは外に出ることが無く 縁の下の力持ち。

他の杜氏さんとの交流もあまりないし 飲食店 酒屋 そして一般消費者のお酒に対する想いとかを知る気機会がないそうで そういった杜氏さんや 蔵人さんが舞台に立つ機会を造って欲しいと言うお話しをされました。

ええお話しやったので 私の心の片隅にあり、今年の朝市は 2人杜氏さんが来てくれはることになっています。(一応快諾いただいています)

なので 今回のもと摺りは 13人位のお客さんやったんやけど 気が付けば まさに杜氏斎田さんと蔵人村上さんの舞台になりました。

必死で そして嬉々とお酒を造ってはる人の話しは ココロに響きます。しかも うわべではなく 付き破精のように奥の方に響きます。

北島さんは 熱いシャチョウ ええ奥様 斎田杜氏 村上さんというひと

たちによって きっと益々美味しくなるのやと確信しました。

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