酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

北島酒造 斉田さん

お店を閉めて遅がけに 三井寺のサクラをみに出かけました。

9分咲き。美しい

その写真を見ながら・・・・


北島酒造の杜氏 齋田さん。

北島さんが 出逢って惚れ込まはった杜氏さんです。

熱いし むっちゃ勉強してはるし それはそれは北島酒造になくてはならないひと。けど 謙虚で 前には出たがらない 縁の下の力持ち

そんな斎田さんが 造りたいお酒は静かな酒。

ないのに有る、あるのに無い

姿形は見えないけれど確かにそこにあるもの

気配を感じるもの

そんなお酒を造りたいそうです。

ええなあ~~~~~



私もそういうお酒を じっくり腰を据えて売らせて頂けるような酒屋になりたいな。

けど 今の日本酒業界には わかり易いお酒も勿論大事やし。

その辺 どっちも大事やな。

蔵元さんは イベントなどで情報も沢山得られるし 交流も深められるけど 杜氏さんや蔵人さんは 案外そういう情報はえられてないのかも

以前 蔵元の奥さまにスポットライトをあてて イベントをしたことがありましたけど 杜氏さんや蔵人さんにスポットライトを浴びてもらう そんな企画をしていただけたらと。

謙虚な杜氏さんやけど 直接消費者と合って語ることで また新しい発見とか気づきがあるかも知れへんし。

そんな素敵な案をいただいた春の一日でした。

美しい桜と共に 美しいひとの訪れでした。