酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

久しぶりに遅掛けに直さんへ。カウンターも満席。

知り合いのお顔も続々。

 

 大治郎と初桜の吟吹雪のきもとの飲み比べ。

6号酵母やしやろか。一博のほうが濃惇旨口。ほんまに初桜だけは 玉栄と吟吹雪が逆転して 硬い玉栄が搾って早々ノリノリ。それに比べて吟吹雪が味乗りが遅い。けど どっちもお初のきもと 美味しい。

 

あるお客さんと話をしていまして いつどの種類を飲んでも一番はずれがないのが 大治郎と睡龍ですと聞いて ものすごく納得。私もドロップキック以来 隠れファン。

で久しぶりに飲みました。やっぱり美味しい!シンプルにおいしいというより 奥行や複雑味もありながら 抜群のバランスで ひときわ心にしみました。

これは 感動もんでした。

 

一方こんなけったいなお酒もよばれました。

f:id:ogawa-sakeshop:20200729054632j:plain

日本酒度とアルコール度数もぎょぎょぎょや。あのときわやさんにあったそうです。(興味深い酒屋さん。久しぶりに行きたくなりました)

睡龍とは真逆。でもでも こういうお酒も面白い。睡龍のときは もうそれだけで満足してしまうのやけど、こういう不思議君のお酒を飲むと 何に合わせようかと考えるのです。藤江君曰く けっこうこれが何にでも合うで。鶏の塩焼きとか・・・なるほどなるほど。

 

もう一本 やっぱりときわや酒店さんのやっぱり変態酒 米宗山廃というこゆいお酒。これは直くんに お燗しな飲めへんで~ということで お燗してもらいました。ほんまや~深くて濃い。けど 優しい芋茎のあんかけには お酒がおもいっきり勝ちすぎてしまう。

 

それには 八百与さんの古漬け入りの出汁巻 これにばっちり合いました。

 

藤江君は よう勉強してはって 何に合うかも新しい料理も常に研究模索。

カウンターにいると さりげない心遣いがさすがで 週に一回二回訪れてはるてらもっちゃんに納得。背の高いおっさんといわれている大将はもちろん そういくんやしほちゃんが これまた ええ♪

ここは パラダイス。なぜかわくわくするのです。人を惹きつける魅力満載のお酒 4連休も 直に言ったお客さん むちゃ多かったです。しかも皆さん 大満足してはりました。

器 料理 お酒 そしてなんちゅうてもひとやな。