酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

草木染と神開一番汲み

コロナでタイミングを逃し ものすご~~~~~く久しぶりになりましたが 一番弟子で大好きなMさんにお声掛け頂き 高槻アトリエ北国に草木染に行ってきました。

先生もMさんも、コロナの間もものすご 情熱的に染めてはりました。凄い!

写真はあかんかったんですが 藍染のシャツや先生が、無くなった市展に出品予定やったタペストリーは 圧巻でした。

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平坦な布は限界があるのやけど、この下の方の布は、染めた時に本領を発揮します。

先ず素材が良い事、そして染め方で 複雑味を帯びた立体的な染になるのです。

 

神開の今年の一番汲みが、吟吹雪という酒造好適米を使ったこと、そして より酸のしっかりした造りをしたことで、香味ともにインパクトの強い より切れ味のあるお酒になったということと、この色が同じやなあと思いました。

 

先生 紫根染めに山形に、藍染めに徳島に、勉強しに行きはったそうです。すごっ

私は、下の下の生徒やけど、久しぶりに二人の難しいけど深い染の究極の話をきいて、いつもと違うところがくすぐられる気持ちの良い時間になりました。

 

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麻の素敵なブラウスやけど、色が鮮やか過ぎて着る勇気がなかったのを、藍で変身。

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笑四季の赤い糸!昨年からラベルは変わったけど、これも大好き。

 

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Mさんはビーズや刺しゅうもしはります。素敵素敵なカバンの作品。

 

草木染の世界は、とてつもなく奥深く、日本酒の世界と重なるのです。