酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

竹島事変3 歴史的問題作

出ました 竹島事変3!!3年ぶりに、益々パワーアップして復活。 
 

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下には 凄い字が書かれています。懺悔と同じ意味で、自らの悪事を認めそれを悔やむ気持ちの事。赤い糸はまさに甘口至上主義の極みなのに比べ、やや中途半端でもっともっと振りたかったのに振り切れなかったことへの懺悔なんやそうです。

 

台湾のひとが甘いお酒がお好きで、呑んでもらわはったら、まだ甘さが足りないと。なので もともともー10やったのに、台湾輸出用にさらに甘いー30の竹島事変(名前は台湾では違うものになるそうです)を特別に造ってやっとオッケーがでたそうです。

 

蔵元さんから

 立春が過ぎ仕込みが佳境を迎えた頃の数日、陽気が続いたため軟質の酒米吟吹雪の蒸米が軟らかく仕込まれました。そのため、不作の年の割によく溶け、着地時のブドウ糖量が多く、吟醸香も激しい衝撃的作風に仕上がっております。

 さて 頂きました。

濃惇香り系 完熟パイナップルのようなトロピカルな味わいなんやけど、なんちゅう滑らかで上品な味わいやこと。感動しました。

ちょうど某蔵から純米大吟醸のサンプルが届いたので、ええタイミングで比較試飲ができまして、笑四季の偉大さに拍手喝采でした。懺悔やなんてとんでもない、私は 振り切った赤い糸より好みかも。やっぱりあっくんはすごい!