酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大治郎

続いて大治郎さんのお蔵へ~

一時間に一本しかない電車なので、ダッシュしたため一博さんの写真撮り忘れ。

大ちゃんところは、ばっちり。

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大ちゃんはお米だけではなく、農業部という部もこしらえはりまして。枝豆やジャガイモ、胡瓜、トマトも造ってはるのです。なので、益々ええ顔になってきてはります。

帰りにも野菜をたくさんいただきました。久美ちゃんお心遣いありがとうございます。

 

さてさて、お酒選びです。

こちらもずらりと 並んだお酒の面々。

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右から二つ目は、熟成途中の吟吹雪80%の生酛。まだ寝てはりますので、硬いです。

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もう一本のノーラベルは 2019年の山田錦純米吟醸

深い味わいで まったり美味しい!満場一致で決まり。

しかも一博の点無しと同い年なのです。

 

もう一本がまたまた迷いました。どれもこれも、ほんまに美味しい。安定の味わい。

火入もよいのです。

 

新しい大治郎の顔になった、夏酒 14度も まだあまり知られていないし、まだまだ暑いお盆に季節感も相まってよいなあということで、朝市で発信できても嬉しいなあと。

 

夏酒とは真逆の 蔵付き酵母山田錦の大治郎生酛 黒が、蔵付きやからか他のお酒と違い、不老泉を彷彿させる押し味コクがあるのです。

一方、吟吹雪は、綺麗な生酛らしい味わいなので、好対照。どっちも勿論美味しいのですが、黒は違う野太い大治郎の顔です。でもお燗をすると、すっと切れる味わいに変身。

ということで、この二本、ものすごく迷いましたが、野太い黒大治郎生酛生を出すことになりました。

ええお酒が決まりました。お盆の朝市、皆さまお越しくださりませ。