酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

上原酒造へ

樽ちゃんと久しぶりの不老泉に行きました。

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いつもお母さんの、季節の花が飾られています。

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亡くなられたお父さんにお参りさせていただきました。

その傍らには、お父さんを囲んでの写真が飾られていて、色々な方々が。

山根のおやっさんの前の畳杜氏さんの写真も。

なんの落ち度もない畳杜氏に申し訳なく、お母さんは長い長い手紙を書いたり、お詫びに一緒に旅行にいったりしたと言うてはりました。

杜氏は不老泉のあと、あの宗玄に行かはったそうです。

お父さんは、四六時中蔵の事を考えてはって、お風呂から上がってくると、名案を思い付いたと、熱く語ってはったそうです。

お酒の出す時期についてなど、績さんと意見の食い違いはあったものの、皆さんほんまに度真剣に不老泉を作り上げて来はったんやな。

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その前は橋本杜氏。なんと天保正一さんも、不老泉におられたことがあり、皆々人格者で素晴らしい方々で、そんな方たちに支えられての不老泉ですとお母さん。

喜多さんを辞めはるとき、不老泉にも挨拶に来られ、その時運転してはったのが、今の萩乃露の杉本杜氏やったんやて。

なんか繋がりがすごい。

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時代は変化しても、不老泉はぶれてへんなと、思いました。→