酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

芸術の春の一日

そして私はその前に久しぶりにアトリエ北国に藍染にいきました。

これはコットンスカーフの板締めです。あとで差しを入れるのが北国先生ならでは。

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酒屋が忙しいのでもうやめようと何度も思いながら、行くと楽し。

やっぱりモノを造るということは、ええなあ。

さらにグループ展搬出のために行けなくなったとのことで、イヌガオちゃんからチケットを分けていただき、なんと長谷ママとパパと茂山さんの狂言も見に行きました。

狂言はお豆腐狂言

テーマは鬼。

朝比奈 清水 首引

狂言に出てくる鬼たちは、人間にも劣らぬ子煩悩で愛らしい。

清水では 茂山あきらさんと 七五三さんの年季の入った芸に感服!

首引では、親馬鹿ぶりを発揮する親鬼茂山宗彦さんと きゃぴきゃぴギャルの姫鬼茂山千之丞が愛しくて笑えます。なんかドリフターズをみているようや。

そんなお笑いもありいのやけど、響き渡る聲 衣装 姿勢と所作 バックミュージックがまさに日本の素晴らしい邦楽。

こういうほんまもんの日本文化を間近でみられることは、魂が揺さぶられる想いです。

長谷ママパパは、日ごろからそんな体験をたくさんしてはります。

文化はええなあ。飄逸さんも上質なものは頭ではなく、実際に見る聴く触れる感じることで体が教えてくれると言うてはったな。

3連打で15000歩歩き、超充実した一日でした。