中里隆さんに滋賀酒を!
今お見えになったお客様、悩んだ末に七本鎗と神開のお酒をお選びになり、贈らせて頂く事に。
そしたら なんとあの唐津焼の中里隆さんに贈られるとのこと。
びっくりぽんです。
アトリエ北国の焼き物の旅で伺ったことが懐かしい。
そのかたは 今もお親しいそうです。
今は80歳を超えてはりますが、足腰もむっちゃ元氣で作陶にも励んではるそうです。
陶歴を拝見したら、井上萬二さんに指導をうけてはったとありました。
井上萬二さんは白磁で有名な作家さんですが、白磁はほんの小さなピンホールでもそれがあると値段が下がるので、そのかなり大きな壺を旅のお仲間が購入しはりました。それでもかなり高額でしたが それはそれは美しかった。
あの当時色々な窯元を訪ね、また窯元のお祭りに行っては 好きな器を買って店に並べていました。
今も少しだけ残っていますが、それをみると楽しかった旅を思い出します。
これはその時のお茶碗です。中里さんのは手が出なかったので、違う唐津の窯元のお茶碗を買いました。作家さんのではなく職人さんの作品なので、手ごろ価格でしたが、今も大好きです。器はやっぱり大好きや。
お尻=高台も重要なポイントです。
酒菜屋 和音さん1周年おめでとうございます。
愛媛 松山に酒菜屋和音というお店があります。
そして4月20日に1周年を迎えはりました。
色々悩まはった末、かわいい3人のちびっこ達と、和音さんのお友達が開店のときにお祝いにプレゼントしてもらわはった達磨さんが入った素敵なラベルが誕生しました。
和音さんは、松山のお店ですが、扱っているのはすべて滋賀酒オンリー。
奥様が山科とのことで、滋賀酒を好きになってくれはりまして、どんどん滋賀酒の魅力を広めてくれてはります。
またお酒を送らせていただくと いつも丁寧にお客様の反応などを報告下さり、あたたかな人柄が 嬉しい嬉しいのであります。
今回も沢山のお酒を送らせていただいたのに、またまた追加注文。
びっくりぽんです。
私は四国のことは知らないのですが、愛媛 特に松山はものすごい繁華街なのやそうです。
1周年心よりおめでとうございます。
これからも滋賀酒をよろしくよろしくお願いします。
季節はめぐる
葉ボタンから咲いた菜の花もいよいよおしまい。
そして新緑の季節です。
ミントとぎぼうし
トキワ露。仏さんにも神さんにもお供えしていますが とにかく元気元気。
最後のレンギョウの花
半夏生もいきいきと育っています。半分白の葉っぱが楽しみです。そのころ蛸をたべるのやな。
ねじばなもすくすくと。
摘んできたすみれもボケてますが、根付いたみたいで嬉しい。
八重の白椿も
今は美しくないけど、懐かしい。ハンナさんがお店を開店しはる前になかひがしに誘ってくれはりまして、その帰り道 川沿いで摘んできたお花です。かたばみやろな。
冬になるとごろた石みたいになっているのやけど、こうやって春になるとにょきにょきと新芽がでてきて、綺麗なピンク色の花を咲かせるのです。不死身のお花です。今年もありがとね。
ミニバラの強し。必ず 蕾をつけてくれはる。私は開いた時よりも、蕾が好き。
赤い椿のところに青じそが仰山‼!今年も重宝します。
毎朝ベランダと店先で 頂いた人を思い浮かべながら お花を愛でて 水をやり、育てるのは 私にとってものすご元気をもらえる大切な時間です。これからは水やりが大変やけど 気持ちの良い時間や。
割烹とワイン エムヴァン
贅沢な夜を過ごしました。
宝山園での観月会は忘れられない思い出ですが、コロナで閉店。
でも女将の由子さん 猛勉強してワインエキスパートの試験に合格!
そして新しいスタートを切らはりました。
もう1年もたつのに伺えてなくて、ようやっと実現しました。
言葉が無いくらい 素晴らしい料理の数々。
お母さんがお茶の先生だったので、抹茶茶碗をはじめ 宝山園で使われていた食器も画も ほの字になるものばっかり。
ワインも勉強不足の私ですが、ペアリングを堪能しました。
次は昨年なんと全国で8人しか受からなかったシニアソムリエに挑戦。
和泉さんに チーズも習ってはるそうです。むちゃ意欲的や。
実は4月23日は妹が難病になった日なのです。そして私も大好きやった妹の義姉さんの命日でもあります。辛い無菌室の入院生活の中で出会えたのがワインでした。
由子さんは宝山園の閉店と同じ頃、最愛のお母さんを亡くし、色々辛いこともあったかと思いますが、妹も由子さんもワインによって生きる力をもらわはったんや。
素晴らしい二人。
ご一緒した料理人さんも いたく感動感激してはりました。
外食の事は基本書かへんのですが、皆さんにお店の存在と美味しさを知って貰いたくて 書きました。
酒楽会 忍者の巻
朝市のあとは 酒楽会
今月はほんまに忍者尽くしどす。
朝から長い時間 ありがとうございます。
ひょうひょうとした感じ ええなあ。
11種類の忍にんのお酒が並びます。
そしてお燗もばんばんつけられます。
どのお酒も 益々美味しくなっていると大好評。
私は新鮮に原点 吟吹雪の白忍者が美味しいなあと思いました。
篤丸の古酒燗も美味しい!けど私が嬉しそうにつけたお燗、おっとにいまいちやと言われてしまいました。50度との指示でしたが55で。悪くはなかったと思うのやけど。美味しいお燗って何やろ?と。
初々しい所では まっく次郎さんの付けたホテル講のイベントの浪乃音のあら走りのお燗は、今から思い出してもパーフェクトやった。
興味深い話。忍にんは 頸椎を炒める前 なんとゴルフ シングルプレイヤーやったんやて。すご~~~~~~っ!
奥様の雅号は純米大吟醸の名前になった篤丸やけど もちろん忍にんも俳句を詠まはります。さらに 茶道も!時々家で点てたりもしはるそうです。お料理もお得意とのこと。お洒落やし 素敵なひとや。また月あかりというお酒が今回出ましたが、姪っ子のお名前なのやそうです。
今月は今まで知らんかった忍にんを知ることができました。