酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

かっこええ!!

私はJAZZが好き。そしてJAZZトランペッター日野てる正の記事を日経新聞にて発見。生き方も素敵な人。

40を過ぎたころから茶人は飾らないという境地になった。無駄を省くことの大切さに気づいた。音楽にしてもアトラクションはいらない。ただ俺のラッパを聴いて何かを感じてほしい。今はそんな音楽をシンプルに追求していきたい。
スタンダードな曲にはアレンジしやすい要素がある。でもそれだけに自分なりのオリジナリテイが必要となる。そのためにも自分の中での大切な幹・根っこをいつもいきいきと栄養を吸収できる状態にしておかないといけない。こつは感謝の気持ちを大切にすること。それが人を謙虚にピュアにしてくれる。そして元気のエネルギーがどんどん沸いてくる。

さすが日野てる正・・かっこええ。ちょっと感動
スタンダードな曲・・・のところ・・お酒もまさにそうやと思う。今どの蔵もきちんと精米して、バイオの力もうまく利用しながら、サーマルタンクも使いながら・・・良いお酒を造ってはる。その中で人に感動を与えようとすれば、他には無いオリジナリテイ・・・しかも奇をてらうのではなく飲み飽きない・・・・個性を作り出さなければならない。可もなく不可もなくでは次もこのお酒を買われないのが現実。そのあたり蔵元さんにしてみれば、簡単なことではないけれど、でもそういう蔵元さんがこの時代を生き残れるんやろうと思う。そやけど考えてみれば酒屋もおんなじや・・・がんばらにゃ・・・  今日は小川酒店便りを絶対しあげるぞ