酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大津 B級グルメバトル 二日め

二日目のサマーフェスタ & B級グルメバトル。
 
私らはもちろん近江銘酒蔵元の会ブースへ~そしたら 浅茅生の弘子さんがお友達とご一緒に。浴衣姿がかわいい。


夕暮れから夜に向かうその空気や色がほんまに好き。毎晩毎晩あるんやけど こうやって湖岸で味わえるのは最高や。

とてもらっきいなことに 蔵元ブースはちょうど JAZZのステージがほどよく見えるところなので バックミュージックに生のJAZZを聞きながら 行っては蔵元さんにも利いてもろたり(考えてみたらこういう機会は あんまりないので 貴重やな)質問したりしながら 色々なお酒をのませてもらいました。

そしたら とても面白かったんです。甘み 旨味が 微妙にあまだれととらえるひとと 美味しいと評価するひとがやはったんです。蔵元さんたちも 真剣にこたえてくれはったので 難しいもんやなあとしみじみ。

私らは まだ 若くて渋いなあと思っていたお酒も お客さんにはきりっとして飲みやすいと人気があったりもして、私らは結局甘み旨みが好きなんやろなあと思わせるお酒もありました。これは 実は一博純米吟醸のことでして、私やったら 断然2年もんのが好き・・・やな。

またあるお酒は独特の酸がありまして この酸がまろやかに丸くなるには 相当な時間がかかるやろなあ。そやけど それまでに他の成分がもつやろか?という お酒もありました。

楽しみながらも こっちも真剣に利いてたら 吉田さんのみぞれ酒が ものすご素直に美味しくてほっとしたりもして。けど この中身をきいたら 3年もんの初しぼりやそうで そういいますと 程よい深みも感じられてほんまに美味しいわ。

不老泉からは からくちオレンジラベルがきていまして これ不老泉らしくなくて そして美味しい。私はここの山廃が大好きなのでどっちもええんやけど 山廃の個性が好みでないひとが これなら旨い!というひともやはりました。

ここだけの話 時間がたつとちょっこし悲しくなるのもありましたんや。そう思いますと 時間がたつほど美味しくなったのが近江藤兵衛 純米吟醸。増本さん ブラヴォ~


当番が終わった蔵元さんのなかには そのまま居酒屋へながれていかはるひともやはりました。後のメールによりますと ここでも色々な議論もなされた様子で 興味深々。


今日もええお顔。すんません。いっちゃん左はあっくん。だけぼけてしまいました。あっくんは お仕事中。

私らは 連日の如く 最後までいまして JAZZのクライマックスに花火を見て 楽しい夜の幕を閉じました。

ああ 楽しかった。ありがたいことや。