酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浮かんでへんだけど・・・



うふふ・・・やっぱり行った琵琶湖文化会館。入館料300円。近くにいながら何十年と行ってなかった。とてもレトロ。なんかワープしたみたい。ほんまに重要文化財たくさんあるし、琵琶湖のよきものが素朴な手書きの字で説明されていて、(いまほとんどの美術館は活字やもんなあ・・・)懐かしさを覚える。2階は漆工の美の企画展。花見弁当入れや馬の鞍にものすごい手の込んだ菊花螺鈿が施されていたり、塵取りにみごとな蒔絵が描かれていて驚き。これは江戸時代のもの。こういう毎日の生活の中で文化を取り入れていた日本人ってやっぱりすごい。屏風も円山応挙の愛くるしい子犬を描いた狗子図にほれぼれ。そして待ってましたの5階の展望台!ところが天気のせいか琵琶湖銀行は湖には浮かんでなかったのでした。でも次男は確かに見たそうなので、天気によって見えるはずらしい。(これらの映像が天気と角度でうまく合うと浮かんできるように見えるらしい・・・)とにかくワープするにはとてもええとこでした。知る人ぞ知る秘境の美術館でした。