酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

シャンソンのコンサート

Kさんという友人が15年くらい企画続けてはる菅尾玲子シャンソンのコンサートが大津市民会館であった。私も菅尾さんのお話と魅力的な声に惹かれて、ここ数年ワインを持って(休憩の時に使っていただく)参加させていただく。ますます感動のトークと音の響き・・・なんて深い人なんやろう。まるで有難い法話を聞いてるようでもあり、でもある意味はじけてはる。気持ちが無限大になるときは心底好きなことをしているときなんだそう。菅尾さんはもちろん歌っているとき。歌っていると欲も名誉も・・何もかもが消え去り、ただただ至福のときが流れるんやて。先日はスペインのアルハンブラ宮殿にてアカペラで「ひとつの命」の歌を歌われたそうな・・・また今年は広島の厳島神社で歌を奉納されるとのこと。今年還暦を迎える玲子さんに感動しまくりのそんな中で、私にとっての嬉しい声。おなじみの舌の肥えたお客様より「このあいだ頂いたあのワイン、私の好みにぴったりやった!」初めてお目にかかった方から「このワインどこのワイン?」値段を言うとびっくりされてそのワインのおいしさに感動してくれはった。美味しいって言う笑顔に出会うとほんまに嬉しい。おおきにおおきに。私にとってお奨めしたお酒がその方の舌に笑顔で反応してくれはったときが無限大の喜びかも・・・そら大げさやろう。