酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

レトロ

数年ぶりに京都の高島屋(商品券を使いたくて・・・)へ母と出かける。ずっとあこがれていたヨーガンレールというお店。かばんも靴も服も私のきもちを120%満たしてくれる。素材もデザインも色も最高や・・けどお値段もええ。どれも正直言うと30000円なり。この歳になると、消費してしまうものとは違い日々慈しんで使うものは、少々高くてもええもんをひとつだけ欲しいと思っているこの頃。でもでもこの値段は厳しい!花嵐が20本も買えるやんという事で、後ろ髪を引かれつつ店を後にする。で、違うお店で選んだのがこの靴。


カンガルーの皮で出来ている。私はひと目で気にいった。お値段もお手頃。帰ってきて息子に見せたらレトロやなあ・・そういうと私は懐かしい景色・懐かしいものや服・懐かしい人・懐かしい空気に惹かれることが多い。店には古い箪笥も置いてるし古いミシンもある。華やかではなくても、燻し銀のように光るものがすき。でも中途半端に野暮ったくならないようにせんと・・かといって、極めたとしたらまるで昭和初期の世界・顔までレトロかも・・・・・ますます変かも町でたまに見かけるけったいなおばさんにはなりたくないけど、もうすでになってるかも