酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大津まちなか博覧会

ほん地元丸屋町の百町館にて年に一度の まちなか博覧会が。かつては大賑わいの商店街であった丸屋町を取り戻そうと、いろんな方たちの熱い想いが感じられ、あ・・・ここにもこんな素敵な人たちががんばってはるんやと気づく私。灯台もと暮らしや。

あひるちゃんの本も出してみたら・・とお声をかけていただいたご縁で、お酒も一杯150円で販売。ラインナップは地元の浅じをの純米(私はこの蔵で一番好きなのがこの純米!)と純米 フーシェ・そして堅田浪乃音の純米吟醸生。

純米はちょっと熱めの燗で、純吟の生はごくごくぬる燗・・・そしてフーシェ。この3種類。それぞれがええ個性を出していて、皆さん喜んでくださる。自転車にのったおもろいおっちゃん(きいつけや)。神戸で興味津々の動きをしてはる男性・二胡演奏家(生ライブも即興でしてくれはる)・燗好きのうれしいスタッフ・通りがかりのご夫婦・・・

いつもよりは人通りは多いけどでもやっぱり少ないなあ・・・せっかっく二胡や民族楽器などなどの演奏家もおいでいただいているのにちょっと残念。

私とあひるちゃんの横では熱血Aさんが美味しいおでんを白醤油なんかで味付けをして炊いてはる。私らはおでんを食べてはお酒の燗もほしくなり、なんかうちわで盛り上がってしまう。夕方からは落語もあり、お酒におでんとようあうやん。さすがに落語は超満員!宗助さんの夢を題材にした落語は、天狗と共に雲の上まで・・・・ふと異空間へ私をいざなってくれる。お若そうやけどええ味わいを感じさせるお人や。

仕事がらみとはいえ、また楽しい時間をすごさせてもろた。なんかお酒やさんしてたらご縁も広がるしいろんな文化に触れられる。ラッキー