酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ワインな会

近所の友人辻一さんにてワインな会のお誘い。
店を閉めてからの8時始まりなので、夫と伺う。

今回のメインはモンペラの2002と2003の飲み比べ。
コート ド カステイヨン プピーユ・ロマネコンテイの樽で熟成させたというインデイア・・・
これはどちらも2001年。そしてシャトージスクールとラプラニョット ベルビュー。

参加者の面々はどの方も、さすが辻さんの友人・お客さん。
詳しいのに謙虚で優しくて楽しい。

ずっと会いたかった堅田の丸喜屋さんご夫婦にもお会いできた。ここのお酒屋さんは、他府県の日本酒も多い・・・そして外を見て滋賀県の地酒に目を向けられている。私は逆。滋賀から入って他府県のお酒にも興味を持ちつつやっぱり滋賀にこだわっている。でも目指している方向はおこがましいけど一緒やと思いました。また稲葉のワインをずっとお取り扱いで、それもうちと一緒や。なんか、すんごい温かいお人柄で、一緒にがんばりまひょ・・・と、なぜか夫と何回も握手をしてはる。

で、今日感じたのは、私がなんちゅう未熟もんやということ。Mさんはおっしゃった。やっぱりフランスですよ。フランスの偉大な美味しさに出会ったら、もうこれにかなうものはありません。この方は17年もワインの会に参加されていて、もはや素人ではない通・・・他の人たちも皆それは舌がようわかってはる。

お持ちした和泉さんの、ロックフォールとノルマンデイ カマンベール・バノン・ラングルは美味しいワインには完璧にあって、皆が絶賛してくれはった。特にバノンなんぞは賞味期限を過ぎ、ますます臭みをまし、こういった癖の強い味をこよなく愛してはるMさんは満面の笑顔。チーズもきっと本望やろな。今日のメイン モンペラはそれだけで飲むと2003年がよかったのに、和泉さんのチーズと合わせるとぐぐぐっと2002年が頭角を現した。食べる料理によってこんなに味わいが違うものかとため息。

で、これは1本ゲット。もう数少ないらしいで・・・・ラベルのデザインも


企画していただいた辻さんお疲れさん。私もまだまだ勉強せなあきません。でもお酒にしろワインにしろほんに楽しい世界やこと。これからもよろしゅう・・・・