酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ありがたいお客さん

お馴染みのお客さんから はたまた 美味しいお酒を頂きました。

いつも他府県のお酒をすこ~~し残して持ってきてくれはるのです。

巖601号 というこのお酒は本来ひやおろしになるはずのものを 特別に生でとらはったものなのやそうです。なので こんなすごい全て手書き。

るみこさんの妙の華に相通じるものがあり しっかりした酸 旨味が お燗をよびます。むちゃ ストライクゾーンや。

もう一つ は写楽。 なんとも初めての味わい。

なんやろ?この独特の香りと味わいは?ちょっとこれは 飲み手を選びそう。

もう一つは何と 響12年もん。
サントリーの有名ブレンダ― 輿水さんに直にあわはって そこで気にいって買って来はったウイスキー。独特のプラムの香りづけの為に 梅酒が付けてあった樽で寝かせてあったそうな。

これは ほんまに感動しました。山崎の蒸留所で皆で少しずつ分けてよばれた山崎の30年もんに匹敵する 素晴らしい奥行のある味わい。まさに日本の美っちゅう感じや。

ほんの少し残してくれはるという その気持ちがむちゃ嬉しいし お酒をかなり知り尽くしてはるかたなので 滋賀以外の素晴らしいお酒を利けるということが これまたとても貴重な体験となります。

今回も三種三様 個性あふれるお酒でした。

ほんまに ありがたいお客さんです。

ありがとうございました。