大阪 蔵朱さんである滋賀のお酒の会もいよいよ近づいてきまして、あひるちゃんから相談の電話がありました。いろいろ考えた挙句、上原酒造のお酒は績さんと藤井君にお任せ!の1本を用意していただくことに決定。さあ・・何を選ばはるかしらん
あひるちゃんの強い要望で、鈴正宗の純米吟醸生もぜひぜひということになり、矢尾酒造さんに電話をしました。久しぶりの矢尾社長。一緒に欲しかったプリンスの試飲会で大好評だった搾りたての生はあっさりと「もうありまへん。」と相変わらずひょうひょうとした口調でおっしゃいます。「あれは全部デラや普通酒にほりこみましたんやわ。」やて~。もったいない!来年は是非とって置いていただくようにお願いしました。
またこの純米吟醸生9号喜元盃はサーマルタンクでずっと寝かせてあって、3年以上立っているそうです。試飲会でこんな味のある旨い大吟醸はないと∞のYさんが絶賛した大吟醸も、なんと3年以上寝かしてあるとのこと。だから味吟醸・・・・ひと味もふた味もちがう味なお酒なんやと納得しました。
矢尾さん曰く、「うちは○○さんみたいに売れへんさかいに、こないにして寝かせてばっかりいるんですわ。そやさかいにサーマルタンクがいっぱいなんで、今年は喜元盃は造ってません。」次はいつ造らはるんですかと尋ねると10年後かなあ・・・やて。
こんな商売っ気のないお蔵さんは見たことも聞いたこともありません。
このままこっそり秘境のお蔵にしておくのも、またおつなものかもしれませんが、でもやっぱりもったいないです。大阪や京都や東京にも知ってほしいこのお酒
ほんまに鈴ちゃん、ええねんけど・・・・・そこがまた好きやねんけど・・・
勿たいなう御座ります・・・ほんまにもうっ