酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

近江の地酒 バンザイ

辻一さんよりMさんきはるで~と連絡あり。店を閉めてからるんるん

なんと初年度不老泉 雄町の生。一年もんの木桶の生をご持参。
ほかに頂いたのが王禄の径・大治郎一年もんの袋吊り・一博・奥播磨 平成10BY・・・を美しい骨董のほんにかいらしい猪口で少しず~つ頂きました。どれもこれも 個性もあって はずれがなく 笑いが止まりませんでした。


大治郎もええ感じやん。径に流れが似ているかも・・・・一博の進化ぶりにMさんも。でも何といっても今日のホームランは雄町やっ!こんなに美味しくなるのに新酒で出てしまうのはもったいないです。これなら全国に出しても//・・いえいえ世界に出しても恥ずかしくないと思いました。小川酒店にも今現在火入れしかなく、しかもその火入れが品薄している現状。

Mさんいわく、夏までは飲めないくらいかちんこちんに〆ているとあるお酒は秋になってこそ美味しくなるのに、新酒でほとんど出てしまっている。どの蔵も冷蔵庫には四苦八苦しているので酒屋や料飲店こそ飲み頃を知って寝かせるべき時ではないやろうか・・・と。まあ酒屋も恐ろしい暑さの夏場は冷蔵庫も満杯になるので難しいけど、でもあの雄町をのんだら納得です。昨年より初めての試みとして1ケースづつですが寝かしていますが、これはもっと大事に広げていかなあかんと思いました。

小川酒店においているお蔵さんのや他府県の美味しいお酒をちょこちょこ飲み比べもって、ああ楽しい夜でした。辻さんのお料理も滋味あふれ暖かくて美味しい!


で、全員一致の意見が今年のヨキトギが最高やということ。昨日はヨキトギはなかったのですが、皆味を知っていての意見です。夏越したらどうなるかということは何ともわかりませんが、とにかくこのお酒に関しては新酒の今が最高に美味しいのです。その旬の吉田酒造 ヨキトギがあさっての朝市のお酒なのです。もう一本は暮れに姉御が搾ってきてくれはったあの酒の一年もんが吉田酒造 夏入道として再々登場です。昨年の搾りたても大変好評だったのですが、辻さんは一年前のほうをえらく気にいってはりまして まさにその辻さんオススメの一本であります。

朝市を目前に。なんか楽しゅうなってきましたわいな。どうぞ皆々様、朝市へおいでください。