酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

不老泉のお酒選び

今回辻さんもKちゃんもご一緒で、隠れ酒も探してはったので、績専務さんがまるでドラえもんのポケットのように嬉しそうにそして大事そうにいろんな不思議なお酒を持ってきてくれはりました。ここのお酒は酒質がしっかりしているので、そう簡単には崩れへんし、しかも栓をあけてお酒が減っていくほどに旨くなっていくということが多いのです・・・・・が、おもしろかったんは、17BYの半分減った状態の山廃純米吟醸中ぐみ。これはとっても不思議な味になっていてびっくりしました。

新酒では、木桶の生 雄町の生 渡舟の生・・・どれもこれからおいしくなるで~と 言うてはるようでした。まだ若いのですが辻さんは雄町の生を今でもこれええやん!やし、私は木桶の生が妙に気に入りました。

辻さんはさすが利き酒選手権 2位!で香りにとても敏感・・・そして。そこのほん近くに住んではって常連さんにもなっていてお酒の会などにもよく行ってはるKちゃんも、なんか利き酒能力がぐんぐんレベルアップしているように思いました。皆すごいわ~・・・・・そして多忙なやっぱり凄い!姉御が彦根から到着!真剣な朝市のお酒選び。赤ラベル 紫ラベル オレンジラベル・・・・これらもほんまに美味しい!!が、やっぱり候補に上がっていた3種に決定しました。朝市ならでは・・・・と思いますとやっぱりこれっ!!や!

まずは雄町の火入れ・・・・ようやっと火入れの良さがでてきたところ。ただ、まだもうちょい若い!のでちびりちびりと飲んでいただいて空気に触れさせたり、熱めのお燗をつけたりして、ちょっといじめつつ楽しんで飲んでいただきたいお酒です。

そして山廃純米吟醸 ひやおろし・・・ひやおろしは秋口ではなく まさに今本領を発揮するのやとおもいます。これは美味しいですよん。

そして最後、今年はできました!待ち焦がれている人の多い酒母四段・・・・・山廃でこの値段!というコスパに優れた奥琵琶湖のお兄ちゃん。今年はやさしい味わいに仕上がっています。

朝市の日には大阪新世界でイベントがあり、績専務は残念ながら朝市にはおいでになることができません。が、お酒がちゃんと話をしてくれますので大丈夫大丈夫。

帰路は渋滞を逃れるために、朽木村を通って快適な新緑を見ながらのドライブ・・・・アジカンをききながらお二人とぐちゃぐちゃしゃべりながら・・・・むっちゃ気持ちのよい楽しい時間が流れました。績専務、姉御、辻さん、Kちゃん、ありがとうございました。