酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ないすなW先生!

27年ぶりにあった高校時代の恩師 W先生の名言。

先生は当時も型にはまらない、自由な生きた英語の先生でしたが、ますますええお歳を重ねてはりました。

英語検定にも長年関わって来られましたが、そこで感じられたこと。それは流暢な英語を話す若者のなかには、中身が空っぽの人もいる・・というか多い。極論を言えば、英語なんか習わんでもええ。それよりも誇れる日本人として歴史や文化・経済・政治のことをもっともっと知って、深みのある人間になって欲しい。そうして感動と共に生まれた言葉は、たとえ少々文法が違っていても人の心に響く。そのことの方が大事なんや・・・と。

硬直を打破するために外国にいって・・どんどん新しい刺激を受けて、そして改めて新鮮な気持ちで日本のよさを知ることも大切やと。

校長時代も校長室の扉をいつもOPENにして、生徒たちと対話しようとしたことなども話してくれはりました。

そんな先生が訳された本はIf。もしもあなたが透明人間になったとしたら・・など想像力Creativity・創造力Imaginationをかきたて育む本。だれも予想することができないイフヘのアドベンチャーを楽しめます。Welcome to the World if!
やっぱり先生節健在。


これをご縁にまたちょくちょくお会いしたい素敵な先生でした。
毎年いただく年賀状も実にシンプル。
日はまた昇る とかGood Luck!とか春が来た とかとかそんな一言のメッセージが先生らしくて顔が浮かぶよう・・これからもますますお元気でないすな先生でいてくださいね。