今95才になるおばあちゃんが来てはります。
母のお母さんになるのですが、以前ちょくちょく来てもらっていた時から比べると随分呆が進み、ついさっきの事はもう、そして孫の私はもちろん、わが子である母も認知できません。
戦争のころのこと、厳しい母にそだてられたこと・・・なんかはそらよう覚えてはります。
でもいつもありがたいありがたい
よう長生きさせてもろたもんや。南無阿弥陀仏・・・神仏のおかげやと手を何度も合わせはります。
で、「こんな二足三文のおばあに皆さんにようしてもろて、おばあちゃん涙が出るわ。」とほんまに涙を流さはるのです。
こんなおばあちゃんを見ていて、いろんなことを考えました。
母の兄弟で自宅で介護してくれてはるけど、これはたいへんなことやな。嫌な顔ひとつせんと空気みたいやし・・というおばちゃんにも頭が下がります。
そして今日は私の45歳の誕生日。おばあちゃんの半分も生きてへんのやなあ夫からは丸いケーキとうほうほっの美味しいチーズ、他にも次男からはライト付き耳かき(昨日おおさがししてたし)。長男からはお香など色々いただいて、95歳のおばあちゃんにも祝ってもろて・・・・・ほんまにありがたい一日でした。
私はいつまで生きるのやろう。
おばあちゃんもお元気で。また来てな。