酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

旨い甘いお酒

先週、薄桜の増本さんがサンプルを持ってきてくれはりました。

今年の籐兵衛の純吟はメチャ甘くなってしまったんですよ~。なので冷凍してみたらどうかと思うんですと。サンプルにも「」凍結酒とはってあります。

ほんまに普通に飲むと甘い!で、凍結酒やってみました。!なるほど夏の暑い日にこれもまたよいかもしれません。

でも先日の燦坐さんが面白いことをおっしゃいました。新潟らしからぬ旨い甘いおさけ村裕にお饅頭の天ぷらがばっちり合うんやて最初はびっくりしましたがフランス料理の世界では、超甘口・・ただし品格のある白ワインにスイーツが出てくるのは常識ですから、そういう意味ではこれも納得ですね。

凍らせてしまうと本当のお酒の美味しさがある意味わからなくなってしまいがちなので、絶対ええお酒籐兵衛の純吟は、凍らせることなくこのお酒のよき活かし方を考えるべきなのかもしれません。

後予断になりますが、燦坐さんに教えてもらった美味しい話。パンチェッタの上にカマンベールをのせ更にマーマレードをかけるのも美味しいとか、白身魚の塩焼きに白トリュフのオイルをかけ、そこへサワークリームと昆布の佃煮を・・・!!とか、豆類と日本酒も実にええ組み合わせなんやとか。食文化というのを楽しんではるのがお話しているとびんびん伝わってきました。ワインにも大変造詣が深く、吉田さんの試作品 発泡 花嵐 のあえておりを除いた花嵐シャンパン風も名前は失念しましたが有名なシャンパンに香りや味わいがとても似ていると言うてはりました。美味しい話をしているととても幸せです