酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

増本酒造場へ朝市のお酒選び

日曜日には 能登川 増本酒造さんへ朝市のお酒選びに伺いました。
ちらりと見える けいすけくんは 益々大きくなって頼もしい!元気に 走り回ってはります 飛んではります優しいお母さん まいちゃんも・・・・きゃっ 恥ずかしと・・・・

仲良きことは美しきかな・・・・・の あたたかなご家族です。
きっと これがお酒にも現れているのやろな。

さてさて きき酒です。

ずらりと並んだお酒のらいんなっぷ。去年の朝市で出させていただいたのが まっちゃんという愛称のお酒 玉栄50%の純米吟醸の生。これが 一年たち かなり濃淳旨口になっていまして 美味しいのやけど ちょっとのりのり。そう思うと 火入がバランスよくとてもええ感じやったんです。

が のちのちのお話しの中で 朝市では埋没しがち・・・・・やろかと。

また 今回特筆すべきは 朝市のお客さんの層もちょっとずつ変化していて このごろ嬉しいことに若い人達も増えていますのです。なので 朝市のすたっふさん 益々鋭いコメントを言わはりつつ、そういった若者に受けるお酒ということも 大事な視点となっていました。

そんな中で選ばれたのが 大枡屋さんの御縁で限定で汲んで頂いた(私だけ労働もせんと もろてしまい恐縮です!)籐兵衛純米手汲み そして 軽やかな花と猫のスペシャルリミテッド。これは直汲み中ぐみでこれが最後になります。そして 特本の無濾過生は 旨味もあってキレよし!お燗も美味しそうや・・・ということでこの3種類に決定いたしました。

藤兵衛純米は3種類。ノーマルなのはちょっとまだ早いかなあと。
うすにごりがまさに飲み頃やったのですが、手汲みは 汲み方の違いで 品のあるきめ細やかな味わいになっていたので迷った末これに決定となりました。

はっと 気付けば皆吟吹雪でした。まるで増本さんのように 柔らかいよいお米 吟吹雪。

今回 少し時間が経ちますと味わいも変化していくのですが どれも美味しくなっていたことはここのお蔵のレベルの確かさを物語っているなあと。

それぞれの顔の見える3種の薄桜を どうぞお楽しみください。

藤兵衛純米手汲みは大枡屋さんとうちだけのお酒になりまして。小川酒店では朝市でいったん売り切れにして 秋口もしくは もうちょっと寝かせてみようかと思います。