酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

邦楽とJAZZ

小川酒店のすぐ裏手に山本邦山さんという人間国宝の尺八を吹く方が住んでおられまして、荷物をヤマトでよく送らせてもろてるのが、ひそかな自慢であります。

でそんな関係もあり、ポスターやチラシをはらせてもろてまして、いつもチケットをいただきますのや。で今日が琵琶湖ホールでコンサート。

イベント続きで、土曜日に出難かったのですが、昨日の後片付けも無事終了。骨休みにいっといで!と優しい言葉をかけていただき れっつごー!

一部の箏も心地よい疲れでう~とうとさせていただきながら、ひねもすのたりのたりかな。聞く回数を重ねるうちに、魅力がわかって来た様な気がします。ええもんやなあ。

そして待ってました!の2部は、ビックバンドオーケストラとの競演。邦山さんは東京芸大の名誉教授でもありますが、ここ10年、JAZZ IN 東京芸大と称して、尺八とJAZZとの競演をされてきました。

そして今日は70才の誕生日(・・・うちのこと一緒やっ)70歳になってもこの新しいことに挑戦されるバイタリテイに乾杯。ますますお元気です。

箱根八里・春の海・地球という邦楽は、JAZZにアレンジされても違和感がないどころか新しい世界が広がります。一方後半のスタンダードJAZZ がまたあの尺八の音色とマッチしてこれがまた見事です。40年前にアメリカに行かれた時、尺八との即興が向こうで大うけ!それから洋楽とのセッションを始められたそうです。

日本酒にチーズを合わせたり、お寿司ワインを合わせるような感じ。それぞれがほんまもんであれば、合わせた時に違う魅力が生まれるのですね。

お~~~~~っ!感動してスイングしてきました。
さあ、今宵は宵宮。さあ仕事がんばります!
こんこんちきちこんちきち~そして掛け声!
この音色も情緒があってよろしなあ。ちょっと幸せなわたしです。