酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

お酒新鮮情報!!

いろんな新しい情報が到着!

まずは浪乃音の中井孝さんより、感動の電話がかかって来ました。「今年の特別純米中ぐみ、5年目にして最高のめっちゃめっちゃ美味しいのができたんですよ!」この声を聞いて、孝さんを信頼して注文してしまいました。近々入荷予定です。

京都から来たお客さん。「長浜で薄桜近江藤兵衛純米にであってから、くさい日本酒のイメージががらりと変わりましたんや。すなおな素晴らしいお酒やわあ。」と感嘆の表情でお越しくださいました。日本酒を飲んでこんなにぐっすり心地よく眠れたことは今まで一度もなかったともおっしゃっていました。うちは扱っているだけやのに、まるで自分がほめられているみたいにうれしゅうございました。

富田酒造さんに電話をすると久しぶりに綾子ちゃん。今年のお酒の具合はどうですかとの問いには「辛いそうです。」「どう辛いんですか?」「とにかく泰伸も辛いとしか・・・・・」ということで後ほど電話をいただきました。「今年の玉栄はとけなくて・・・・往生しました。もともと硬いお米やのに今年はさらに硬い!んですわあ。で、今はかなり辛口になっていますが、時間とともにゆっくりゆっくりふくらみが出てくるお酒やと思います。」・・・・とサンプルも送ってくださいました。確かに硬いですが、盃に注いで時間がたつとええ感じですやん。富田さんらしいええお酒に仕上がっています。それにびっくりしたのが野良師さん作天地の唄のサンプルも入っておりまして、開けてすぐは 正直私は後の余韻があきませんでしたんや。・・・・が時間を置くとバランスの整ったええ余韻の酒に変身していました!!ほうっこの変身ぶりはお見事でした。

というわけで、今年も楽しい美味しいお酒が仰山誕生しているようです。手仕事だけに・・・米の出来高や気候に左右されやすい小仕込みのお蔵だけに・・・・どきどきしながら、その誕生をそして成長ぶりとお付き合いしていきたいです。またあらばしりのような、ドラマもきっとどこかで生まれるんやろうな