酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

萩乃露 お酒の巻

さてさて本題のお酒の巻。

ずらりと並んだお酒・・・今日はなんとスペックの書かれた表まで作ってきてくれてはります。その誠意もうれしい。

・・・で選ばれたお酒が・・・まずはコスパに優れた蔵内原酒。これは一番に!

そして次はスペックは一緒でお米違いの名流シリーズ 吟醸純米 山田錦と渡船。山田はこの蔵のぶれない実力を感じさせてくれる一本。端整な旨みとキレ味の良さは拍手もんです。「「渡船」も3年目。今年は「渡船」で造ること自体が主眼ではなく、「渡船」でどういうお酒を造るかを考える段階に入ったということでしょうか。渡船の表情のある味わいを活かしつつ、インパクトだけではなく、少し洗練された雰囲気のある、何杯か盃を重ねたくなる酒を目指しました。」・・・と専務さん。今年は麹を見直し、味のりをじっくりゆっくりさせて生で通年販売できる味質にしはったそうです。2月の頭に利かせていただいたときはまだ若い!けど秋が楽しみ・・・・やったのが今回利かせていただくと、あとに微かにキャラメルのような味わいも感じられて山田とは違うでもすばらしいお酒になっていました。これはぜひとも並べて売らせていただきたいと思いまして決定。

で・・・・気になってしょうがなかったのが特別純米の青ラベル。50%の山田錦の麹米に60%の吟吹雪の掛米。日本酒度プラス1。食中酒で飲むほどに変にはまってしまう気になるお酒。辛いんやけどうまいんですわあ。で姉御もあひるちゃんも同じく気に入ってくれはりまして、これも出しましょ!ということになりました。少しは出回っていますが、ほぼ朝市デビューになるかと思います。

他のお酒も左の茶瓶なんぞは10号酵母大吟醸純米大吟醸シリーズ。そして右はほとんど9号酵母・・・と、それぞれにとても興味深く、これからの成長や深まりがまた楽しみです。新しいお米 夢未来も、気になるお酒でした。

お忙しい中、福井専務さん、姉御にアヒルちゃん、ありがとうございました。やっぱり行ってよかった!です。