酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

お酒もろもろ談義

いろんな楽しいおいしい話。

七本槍エイテイ・・・これはあけてから、ちびちびと2週間ぐらい楽しんで飲むお酒どすなあ。時間がたつほどに赤ワインのように花が開いていきます。

竹生金紋・・・・熱燗が美味しいでえ、いったん飛びきり燗・・お銚子を持ったら思わず耳たぶを触る位の熱さまで燗をして、それから徐々に温度が下がっていくさまの陽気なこと!

天地の唄・・・・ほんまに味が変身しましたわあ。これなんですかいな?すごいわすごいわ・・・・近江未来塾の姉御アヒルちゃんの同期生 野良師さんの作品で、昨年よりぐぐぐっと美味しくなっています、私もこっそりファンですえ~。

不老泉 生原酒と中ぐみの常連さん・・・・・目をつむりながら・・・・ほんまに美味しいすよね~ もうこのお酒の味を知ったら戻れません・・・そんな顔して買いに来てくれはったら、こちらも幸せのおすそ分け。

逆に・・・・・・・・・・・・・・・昨年より、ちょっと不満。昨年よりぺらんぺらん。かちんこちん。旨みが出る前に酸が際立っている。切れが悪いっちゅう正直な批判も頂戴しました。私も酒屋として、楽しいし美味しいし褒めるのは大好き!でもでもこういうことも正直に言うこともまた大事やと思います。真摯な蔵元さんはこれを見てまた切磋琢磨しはるはずですさかいに・・・・

はたまたあるお酒は賛否があまりにも分かれまして、絶賛しはるところもあれば、?のお蔵もありましてさまざまなりにけり。そのお酒にかんしては?????????が50個くらいつきました。

はたまた新酒の搾りたての時には、お米が硬いやら猛暑やら暖冬やらでお酒に癖がつくのに一年たったらおんなじように個性のある美味しいお酒になるのもまた不思議やなあ・・・という声もありました。これが大自然をも超えた、偉大なる蔵癖なんでしょうなあ。ずばりこれはそまの天狗の話でした。

無くて七癖・・・私には癖だんらけ