酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

天然酵母酒粕パン

再び挑戦!酒粕天然酵母のパン。

近江八幡Tさんより教えていただいた造り方は、酒粕と蜂蜜のみで湧かすやり方。

前回私が一週間かかりましたことを見て、蜂蜜なら・・と紹介してくれはりました。なんせどんくさいスロー人間なので、これにもやっぱり時間がかかりまして、一週間後ようやっとふつふつと湧いてまりました・・・・・あなうれし。というかTさん曰く、大治郎の酒粕がどうも湧きやすいようです。確かにやぶたやのに、触ったらふわふわ・・・・酵母生きてます!っていうかんじやな。今回は大治郎のではなかったのでスロ~でした。

Tさん曰く、沸いてきたらその分量と同量の粉を入れて後は何も入れないまま焼くという自然天然パンなり。しかも大事なところが、湧き出してもすぐに使わず1日は踊りの期間をおきましょう・・というまるで酒つくりの工程のよう。そんなことも楽しみながら、るんるんと焼きました。

いただきますと、もちっとした触感で、今夜の晩ご飯は餃子やったのですが、それとあわせても美味でした。ぴたパンみたいにポケットを作ってそこに餃子のタネを入れてはさんで食べてもおいしいかも・・・

Tさんは朝市にも遠いところお越しくださいまして、うれしいメールをいただきました。

「久々の朝市 とても楽しめました。変わらない明るい雰囲気がいいですね。薄桜中吟 とても静かなお酒です。にぎやかだったり主張が激しいものに慣れてきたからか。これもまたいいな・・・なんてふっと思いました。ぬる燗にしたときのふくらみは和かでとても落ち着きがありますね。キリのチーズともあわせてみましたがとてもよく合いましたよ。」・・・ええ表現してくれはります。人もお酒もごっつう大事にしてくれはる大事なお方どすえ~