酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

萩の露 里山 渡船

萩乃露 福井専務さんより里山と渡船のサンプルが届きました。

いつもながらに暖かな手紙が添えてあります。

里山は今年でなんと6年目。継続は力なりやな。
「軽快で溌剌とした味わい。生き生きと口のなかを爽やかに走りぬけていく印象・・・」
頂くとまさにそんなお酒でした。まだ若い渋みか感じられますがそれが初々しくもあります。
限定 1800ml換算で600本。
里山むろか生原酒 1800ml 2940円 720ml 1470円

東京のお馴染みのお客さんは、春になると里山が飲みたくならはるそうで
蔵出しの5月1日に東京へお嫁に行きます。

そしてそして、槽場直汲み渡船。
直汲み第3弾、とっておきのおいしい部分を垂れ口から瓶に直汲みした逸品です。
「口に入れた瞬間から、渡船独特の複雑な味わい・ボリューム間がすっとひろがり、心地よい酸ですかっと切れる印象。全体的にやわらかい印象ですが、時間とともにさらにまとまりが良くなり、味わいの濃いお料理などと相性がよさそうです。」と専務さん。

 このサンプルは昨日届いたのですが、昨日は新酒の時にも頂いたあの感じとまたがらりと変わり、複雑な味わいに、自分のなかで・・・・どやねん?!ほんでこれからどないになって行くねん!という戸惑いがありました。が一夜明けるとこれまた味がまとまってまいりまして、なんかまろやかなクリーミーな印象を受けました。新しいおいしさ渡船ってほんまにほんまに面白いお酒や。
これが1800ml 限定 100本 
中ぐみ無ろ過 生 吟醸純米 渡船2008 3570円

里山オーナーはお知り合いがますます増えております。ちなみにきたいちゃんは初年度から。ごんたさんファミリーは昨年より、Tさんファミリーも今年から・・・金沢酒店さんやエスサーフさんもいつからか参加されてます。私も坂本の畑がなければはりきって手を挙げるところなんですが、坂本だけでも必死のぱっちなので、里山は指をくわえて楽しそうな様子を見守らせてい頂くことにいたしまする。すばらしい棚田百選にもなっている畑地区のこの田んぼで、皆が汗水たらして造り上げられたこのお酒、今年もどうぞよろしゅうに。

これからもますます、楽しい美味しいお酒をよろしくおねがいします。余談ですが、この春3人目のお子様がお生まれになり、公私ともに大忙し兼充実した福井家ですうれしいこっちゃ。