酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

朝市 大治郎と一博の巻

晴れ渡る大空やったんやけど出店数もお客さんも少なし・・・・そうか、里山の棚田オーナーの田植えと大津っ子祭りという大きなイベントがあったんや

それでもいろんな楽しい人々が小川酒店ブースにおいでになり、また大治郎さん一博さんの両蔵元さんもおいでになり、楽しいええ時間でした。

今回のお酒は 大治郎 渡船 純米吟醸新酒、大治郎 山田錦 特別純米一年もん、一博 吟吹雪 純米新酒 
4合瓶980円という安さもあり、一番売れたのが一博でした。が、お米違い BY(生まれ年)違いのそれぞれに個性豊かなお酒は、どれも評判上々。

一博は5月のさわやかな風みたいやと上手に表現してくれはるお客さんに拍手

大治郎の特純はあと一年寝かせたらより美味しくなるのでは・・・または火入れ・燗もええかも・・・・とアドバイスいただきました。ので早速晩御飯の際に燗をつけてみました。うんっなるほど、50度くらいの燗がとてもよかったです。いろいろお酒の勉強になりますなあ。

常温放置4日の実験結果は、意見も分かれましたが、大治郎の特別純米は放置のほうが、隠れていた酸がやさしく垣間見えてきて、またまろやかになってより美味しくなっていました。逆に渡船は開けたてのほうが、渡船独特のインパクトが感じられてよかったように思いました。があひるちゃんとも先ほど話ししていたのですが、朝市での渡船は、蔵で選んだ時の若い印象からまたイメージが変わり、甘みと旨みが複雑に入り組んだ懐の深さを感じさせる味わいになっていたので、これがまたどう変化していくのかも楽しみなところです。
一博はほとんど変化が見られませんでした。ほうっ・・・なかなか面白い実験でした。

今日もほんまにほんまに、皆様ありがとうございました。うれしい美味しい笑顔に乾杯!