酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

えらいこっちゃ !

とうとう 不老泉の看板商品 不老泉 山廃純米吟醸中ぐみが無くなったそうです。

えらいこっちゃ!今好評の愛称山天まるでや~さんのような黒い装束のラベルの山廃そまの天狗は、この無くなった中ぐみと精米歩合違い(・・・中汲みは55%山天は60%・・)さらに中ぐみかそうでないかの微妙な違いなのです。がしかし、味わいは見事に違っていて、それぞれにおいしいのですが、あの中ぐみならではの味わいと香りの好きなファンは、きっと悲しまはると思います。

中汲みを抜いたあとのあらばしりと攻めは、火入れされ常温熟成されて山廃純米吟醸ということで商品化されており、これはなんと16BY.!これもマニアックな人たちには結構受けているらしく今度の初呑きりでの要注意マークです。

それと中ぐみの代わり・・・というのではないけれど、今藤井君のお奨めとして力説されていたのが 渡船 火入れ一年もん。これはめっちゃうまいそうです。これも要チェック!

さらにもう一本、山廃本醸造 火入れもん 。これはひやおろしの時小川酒店にもよく登場しますが、今回の藤井君のおすすめは2回火入れのやはり熟成もん。これも楽しみです。


ひやおろしは春先にしぼられた新酒が一度火入れされたあと、暑い夏の間をひんやりとした蔵で眠ってすごしやがて秋風が吹き始めた時、2度目の火入れをせずに生詰めして出荷されます。いわば、一回火入れのお酒。

この藤井くんという人は、不老泉のもうひとつの顔なのですが、馬鹿正直(失礼しました・・・でもほんまなんです。)な人なので時折つつくといろんな裏話もきけますのやこれらのお酒、心して利かせていただきますね。