酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

けんこう舎さんにて

けんこう舎さんの26周年記念を兼ねてのスペシャルイベントがあり、夜は利き酒師 家鴨あひるさんを呼んでの懇親会がありまして、お酒を使って頂いたご縁もあり、私も参加させていただきました。

あひるちゃんと悩んで選んだお酒 6本は竹生島のヨキトギ・北島きもと・不老泉赤ラベル・萩乃露 辛口純米直汲み中汲み・薄桜日本晴70%・浪乃音 渡船


たくさんの小川酒店のラインナップの中からの6本はかなり難しかったのですが、それぞれにそれぞれのよさを感じることができました。喜多社長の口癖 まさにチューリップ。どの花見ても綺麗だな・・のとおり、皆違って皆ええにゃな。

まず参加者の中に お燗しか飲まないという方がおられ 赤ラベルと薄桜というまったく違う味わいの・・・でもそれぞれに美味しいお酒を楽しんでくださっていました。たかね錦のこゆい味わいと日本晴の優しい味わい。

ふれっしゅな生のお酒をお好きな方には 微炭酸の やや甘めのヨキトギと 微ではなく ほんまにぴっちぴちの 萩乃露 辛口純米 中ぐみと直汲みが 同じフレッシュもん・・しかもどちらも吟吹雪(ただし萩乃露は麹米は山田)やのに 好対照。このヨキトギは 思わぬお燗も

食中酒としては 浪乃音と北島のきもとが どっちも 渡船の 60%精米!
どちらも お料理にすごくよう合うのに それぞれの個性がきらりと光っていて 美味しかったです。

今回は男の方がほとんどで、けんこう食関連の人など、また一味もふた味もちがった趣の会話で このごろ朝市のお客さんなどの滋賀のお酒応援団のひとたちと飲む機会が多かったので こういう感じ方もあるんやなあ・・・と興味深かったです。

あひるちゃんからは事前にピンクのはっぴを持ってくるようにとのメールあり あひるちゃんとふたり ピンクのはっぴで酔醸会の宣伝をさせてもらいました。レジメには 秋のイベントの案内も載っていて さすがあひるちゃん!