酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

エスサーフ 利き酒会

恒例のエスサーフの利き酒会がプリンスホテルで行われました。

辻さんよりヨラムさんといくで~と連絡をいただきまして、今回はKちゃんとともにちょっと変わった視点からの利き酒となりました。

ヨラムさんは純米のみ・・火入れは大歓迎。そして酸のしっかりしたええお酒を、しっかり常温で寝かせてええ状態の時に提供するという確固としたポリシーをお持ちでした。なので生なら1年以上 火入れは2年では中途半端で2年半もしくは3年以上たってこそ本来のおいしいお酒の味わいを発揮するという考え方。なので、今日の出展酒は バランスがよくても味わいが平坦なものや酸のないお酒はアウトでしたし、ええお酒も「今出すのはもったいない。1年か2年おいたら絶対おいしくなります。」と。きっと食事を済ませた後で、じっくり少しの肴と楽しむ日本酒バーならではのお酒の選び方なのやと思います。常きげんのかたとヨラムさんまたヨラムさんお気に入りのお蔵 常きげん ではかねてから噂の女性に会いました。ここのブースにたちますとその方のお酒に対する深い知識と誠実さとわかりやすくしかも楽しそうに伝えはるその様に惹きこまれました。それもいやらしくなくとてもええ感じなのです。お客さんにお伝えすることの多い私としては、これはむっちゃ勉強になりました。で、この方はほんまに常きげんのお酒に惚れてはるんやなあ~というその温度がじんじんと伝わってまいりました。これははまりました。これからは必ずこのブースに行きまひょ

国産ワインも含めていっぱいありすぎて、またヨラムさんの刺激もありまして、ちょっと今はパニックです。気持ちを整えて頭も整理して・・・・お店に並んでいるお酒と対話しながら、いろいろ考えたいと思います。ないものねだりでは無く、あるものをどう生かすか・・・・・・・やな。