酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

朝市 萩乃露の巻き

昨日のお能つながり・・・・・・・そしてそして今は萩の花が美しい季節・・・・・っちゅうことで
10月の朝市は萩乃露のお酒を売らせていただきます。

先日、ちょうど呑み切りをされた翌日 姉御とお蔵に伺いましたんや。
なので、らっきいなことにかなりの数のお酒を利かせていただくことができました。

このところ 朝市デビューというありがたいお酒を出させていただいておりますが、今回もそんなお酒が・・・・・・うふふふふ。ありますよん!

まずは山廃 芳弥のなんとの2年もん。これがびっくりするくらいおいしいんです。初めて生に挑戦され、出荷時期をどうしょうかと考えておられたのですが・・・・今飲み頃!

もう一本は 渡船の火入れの2年もん。以前 渡船に取り組まれる中で 火入れがどうも今ひとつ味が乗らず、このお米は火入熟成向きではないのやろか・・・・と悩まれていたことを懐かしく思い出しますが、1年ではなく2年寝かせることにより、火入れの魅力が出てまいりました美富久さんもやはり同じ体験をあじわったことがありましたなあ。

そして お次は王道の萩乃露 山田錦 吟醸純米 生 。4月の朝市では渡船の華やかさに押されてちょっと存在感が薄かったこのお酒。たしかに 今回もインパクトは少ないかもしれません。でもでもゆっくりじっくり味わってみてください。秋を越してまろやかに上品に熟成!ここのお蔵の力量がこのお酒にと現れております。甘味と旨味のバランスがすばらしいのです。

そしてもう一本が青ラベルの辛口特別純米。これはぜひともお料理と一緒に召し上がっていただきとうございます。単なる薄っぺらな辛口とは違います。お燗をつけたり、いろんな美味しいおかずとあわせる中で、さまざまな楽しい表情を見せてくれることと思います。これは萩乃露の今年の新顔ですが、きっと長く愛されることになると思います。

この自信の4種を、今週の日曜日の朝市で売らせていただきます。尚お忙しい中、福井専務が顔を見せてくださいます。ありがたいことです・・・・・ほんまに福井さんはええ人や。私も何かというと相談にのってもろたりしています。美しいお庭とお座敷