酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

宵々醸亭 ありがとうございました。

予想通り雨模様となりましたが(・・・でも私思うんや。これは大津祭り本番に向けての大事の雨。私は雨の大津祭りを見たことがないんです。これできっと本番は晴れやで~神さんはちゃんと見てくれてはるさかい・・・)仰山のお客さんがお越しくださいました。

お酒の弱い平井商店の弘子さん えらい赤くなってはると思ってたら、私がまちごうて冷房の代わりに暖房にしてたとか;;;度近眼なのでかき揚げと芥子漬けをまちごうて説明して突っ込まれたり・・・・南さんがきはって 「南さんがきた~」と誰かがいうと 南さん「違う僕は南や・・・」って言わはったり・・・・いろいろ楽しいハプニングや失敗もありながらの とても楽しい時間でした。

おかげさんでお酒も追加で取りに行くことにもなり・・・・こうやって地元のお酒が愛飲されていて、そこの娘さんがこうやって嬉々とかかわってくれはることの喜びを感じました。

さてお料理は途中買いたしに走ってくれはりもしまして、地元の商店のおかず、シェフのおかず シュフのおかずが30種類くらいに及びました。やっぱりお酒にはおいしい肴やなあ。

アケミの野村さん がんばってくれはりました。これなんでしょうか?実は食パン、これを揚げてさらに油抜きをして鶏がらスープで煮込み、芯には焼きなすが入っています。とっておきのお料理に人気!

もう一品は 鮒ずしのいい(ご飯のところ)と鯖のき寿司を大葉とかつらむきにした胡瓜で上品に巻いた一品。
こういうお料理の発想と気合がうれしおす。ありがとうございました。

後半から雨もきつくなり、でも用意していたお料理がほんまになくなり、こういうとき買い足すのって難しい・・・・よく水商売といいますが、ほんまにこうしてプロでお店をしてはるひとの仕入れや仕込みの量を予想しながら経営していくことの大変さを一日だけの居酒屋をさせてもらいながら 思いました。とくに生ものは大変やろなあ~

そんなこんなで 仰山のかたがたにお越し頂いた宵々醸亭も盛況にて終えることができましてありがとうございました。スタッフの面々もとても和気藹々として素敵でした。皆様ありがとうございました。来年もぜひぜひぜひ・・・・やりまひょ。