酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

ワシントン ナショナルギャラリー展

マラッカ海峡を経て 明日からベトナムにいこうとしている息子が 
旅立つ前に京都市美術館 ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクションへ 行ってすんごい感動しよりましたんや。

そのことがずっと気になりながら 丁度午前中 ぽっこり空いたので これを逃したらもう行けへん!こりゃいかな!と 行ってきました

息子が言うてた通り、感動もんでした。

モネ も セザンヌも ゴーギャンも・・・・・そして なんといっても圧巻が ゴッホの自画像と 白いバラでした。
ぐ~~~~~っと 引きつけられるこの快感。

何とも言えず心地よいものでした。

とはいえ この顔を描き上げたのはピストルで自殺を図る一年前。精神病に苦しみその苦悩の中で、渾身の力を振り絞って描かれた絵で、それが見るものに そこはかとない感動を呼び起こさせます。しかもこの自画像、すでに右の耳はもう無かったんや・・・・やっぱり のほほんと生きてるのとちごて、激しい逆境の中で それでも自分を失わず その苦しみを糧に絵で表現しはるこの凄さは心にずしんと響きます。

きっと ゴッホにとっての絵を描くという活動は、生きることそのものやったような気がします。

一回り見て、また気に入った絵の前に釘づけになったりして出た後 複製画やポストカードをみてあんまり迫ってくるもんが違うので 当たり前と言えば当たり前ですが ほんまに生ってすごいんやなあって思いました。

モネの日傘を差す女の絵も動きが生き生きと絵から伝わってきて、風の匂いまでもが漂っていきそうやったし。

ええ絵を堪能して 月に一回のくらしっく広場の当番に行きました。このところ てっちゃん急増??京阪グッズがよううれますがな。2000円もするネクタイピンが売り切れる勢いでした。すご~~。いよいよ朝市も98回、楽しいことを考えちょります。お楽しみに。