酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

喜多酒造へ 六方の会

東西南北 天地・・・皆がようなりますように 歴史を刻むような・・・そして 喜びや智慧があちらこちらから集まるようにと名付けられた 六方の会の総会が喜楽長のお蔵でありました。

問屋エスサーフさんと蔵元喜多さんと酒販店が三位一体となって 何か楽しい素敵なお酒を醸そうと生まれたこの会も2年目。正念場。

昨年より ぐっと加盟店も増えまして16店。

新しい酒販店さんもユニークな人多し。

酒販店をしながら田んぼもやってはるひと。

かの有名なヤマガタヤさんにもお会いできて、こら愉し嬉し。

喜多さんのお酒はもちろんのこと ちょっこし違うタイプやけどほんまもんのお酒不老泉を扱ってはるところがむちゃ多かったのもなんか親近感湧いてきます。

酔うたときに 美味しいと感じられるお酒が ほんまもんやとか、美味しいお酒やワインはラベルもそしてもった時にちがうとか・・・そんな おもろい話も。

ヤマガタヤさんはワインにもむちゃ精通してはるので ワインから日本酒をみてはりまして これはとても興味深いことでした。

さてさて 今年も美味しい六方が搾れました。

今年も吟吹雪55%精米 金沢酵母とそして明利酵母ブレンドもん。

家さんも今年のお酒の出来が上々なこともあってか、とても柔らかい嬉々とした表情で私らを迎えてくれはりました。

昨年はお初の吟吹雪やったんやけど 今年は2年目。癖もつかめたのでよりランクアップしたお酒になりましたと。

また明利酵母は ややもすると渋味が出てくるので 甘さを残して醸さはったので 今とてもとてもええ感じです。

それぞれ単独で飲んでもとても美味しいのですが ブレンドすることでお互いの良さが引き立ち よりええお酒になったように思えました。

ほんで ブレンド比率がA明利8対金沢2 B7対3 C6対4の3種。

これが接戦で AとCが同点。結局最終挙手により 8対2に決定。わがまま言えるのなら Aを先に出して 後半Cを出したい気もしましたがな。

そんなんで ええ六方が誕生しました。