酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

畑&野草料理

日曜日は みどりの村の総会でして その前に毎度おなじみマクロビの先生をしてはる村人 津島先生による 野草料理教室がありました。ちびっこたちも総集合!

仰山のことを教えてもらいましたが、

山菜料理は採ってすぐにその場で処理。

みかんの皮はみかんの木の下に返す。

この世の中に食べられない草はない。トリカブトでさえ極少量であれば 薬になる。

採った野菜はげんのしょうこ

便秘の薬でもあり 下痢の薬でもあります。便秘の場合はさっと煮る、下痢の場合はことこと煮だして陽性にする。結局体を緩めるかしめるかという陰陽の原理。

オカジュンサイ
 
ギシギシの新芽で膝にええ。高価なグルコサミンよりはるかに よく効く。
ぬるぬるしていていかにも利きそう。

田ぜり

畑にこれ たくさん生えています。清々しい・・・が 毒ぜりもありまして、毒かどうかは 感を働かせてみることやそうです。食べたいなあと思たら OK。食べたくないなあと思たら毒やて。

ヨメナ


あとよもぎ すぎな あまな(ツリガネニンジンの新芽) かきどおし ハコベ くこ よめな 土筆 タンポポ 丸々太ったのびる そのものが酸っぱいすいば ぺんぺん草は野菜サラダの彩に・・・

村長さんは 貴重なたらの芽をうえてはりまして 初収穫!


こつは 3回のあく抜き。さっと湯がいて 1回。 水にさらして2回。さらに 醤油洗いといいまして 水と醤油同量のなかで 野草を洗うのです。これをすると あくが抜けまして これに 胡麻胡麻油や 熟成味噌・・・ひしおや酢味噌などであえるんやけど どれも美味しい!!自然の味や。


私らの畑のとなりは天然酵母&石釜パン屋さんなので そこのパンを持ってきてくれはりまして これにフキノトウ味噌や 村長さん差し入れの3年熟成味噌漬豆腐や 熟成味噌ひしおの よう合う事

うかわからは 原木から採り立ての椎茸をもってきてくれはりまして それを焼いたら甘いこと!ちびっこたちも大喜びで食べてはりました。こんな自然の甘みを子供たちにこそ知って欲しいな。

こういう体験をしますと 貧乏になっても幸せに元気に生きていけるんやという 嬉しい気持ちになります。

ありがとうございました。

畑もいよいよ9年目に突入。私らは初年度からの村人で大御所になってしまいましたわいな。