酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

浅茅生 造りの現場見学!

酒屋をさせてもろてますので お蔵には何十回といかせてもろてるんやけど 邪魔になるやろとか 鈍くさいので迷惑なことになったらと 生の造りの現場には行ったことがなかったんや。

けど 備前焼もしかり。生の現場が今年は無性に見とうなりまして 近いところにある平井さんのお蔵やったら 迷惑でない微妙な時間を教えてもろて、微妙な時間にもチャリで5分で行けるのやん!!・・・と あつかましくお願いしてみましたら快いお返事をいただきました。

ので早朝に ちょっこしお邪魔してきました。
今日は吟吹雪を蒸してはりました。

お酒は3段仕込によって醸されます。

そして この吟吹雪の蒸米は 初添え そして中休みの踊りを終え いよいよ仲添えになりますのや。

物凄い蒸気で 見ているだけでどきどきします。

これは901酵母をつかわはるそうで


同じく吟吹雪でも 仰木の棚田米は今年は1801のちょっと香り系の酵母を使わはるようです。

蒸しあがったお米は35度。それを この下の入れ物に入れて 25度まで冷まさはります。

そして 10度くらいの水と合わせて 20度くらいになるようにしはるのです。 


そして このお米をタンクに投入!!なんとも ええ香りが漂っています。


そして2階にあがりますと そこには渡船のもとがありまして そこに掛け米であるお米をいれて行きます。


弘子さんとお父さんの平井社長は息もぴったり。
今年も、美味しいお酒をよろしくお願いします。