酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

大治郎のお蔵

f:id:ogawa-sakeshop:20200310101501j:plain大治郎さんのお蔵は ほんまに清々しい。あちらに見えるは 樽ちゃん!大治郎 一博なら たるちゃんは外せまへん。

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甑はたおれましたが まだもろみちゃんはやはります。きもとです!今年は山廃吟吹雪ときもと山田錦を 蔵付酵母でしはったそうです。大治郎さんとこは9号が多いので きっと空気中に浮遊しているので9号も入っていると思います。

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この見事な泡が 吟吹雪の10日目くらい。マスカットみたいな ええ香りがします。泡消し機が回っていてええ感じ。泡無酵母が多い中  目に見えない泡の生命力を感じるので 泡あり好き!!です。

 

大ちゃんとこは きもと山廃系は7号酵母を使ってはります。あまから手帖 北島さんのコメントによりますと、シャープな酸味でより引き締まった味わいになると。いわば 縦のひろがり。

 

このあと行った一博さんが 6号酵母できもとを醸さはったので その違いがはっきり出てました。同じく あまから手帖情報では、6号酵母はきっちり旨味をまとめてくれるけど うま過ぎることなく仕上がる そして 米や麹の風味が素直に出せる いわば横の広がり。 

 

北島さんは きもとと山廃の違いも きもとは縦の広がり 山廃は横の広がりと表現しはりました。なるほどなるほど。

 

酒造り 面白い!興味深い!

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そしてこちらは 渡船。まもなく上槽を迎える状態です。

 

大ちゃん 車で送ってくれはる際 田んぼもみせてくれはりました。吟吹雪の田んぼは今後増やしていく予定なのやそうです。そして 秋鹿のように自社田を目指したいと。素敵なことや。