酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

新之助上布展inながらの座・座

京都 烏丸御池から大津 上栄町でおり 今度は近江の文化へ。

長等公園の近くにある、三井寺の庫裡のひとつだった元、正蔵坊で開かれている 新之助上布展inながらの座・座

今日はその最終日。

ぎりぎり 間に合いました。

ここにも蜻蛉がやはりました。

涼しげや。

苧麻もかざってありました。 草を刈ることから始まるこの作業も大変なんや。

そして、その絣柄を表現するために 型紙なども駆使しながら 複雑な糸の染めや、織りなど様々な気の遠くなるくらいの手作業を経て この新之助上布が出来上がっていくのであります。

素晴らしい伝統工芸やけど どうしても手間暇がかかり コストもかかってしまうので 手軽に使てもらえるように機械織りも並行して取り組んではりました。


これらが その作品。

もの造りはほんまに 大変やし 難しい。

手をかけたからええっちゅうわけでもない部分もあるし、安いからええわけでもないし 高すぎてもまたあかんし・・・・お酒も器も一緒やな。

ええお天気で お庭が素敵な空間になっていて 

そして そこに 活けられる花の美しいこと。

お花を活けている 美しいひとは 筍の会でご一緒したひとでした。


 何度か訪れている正蔵坊ですが また違った風景を味わいました。

壺がまた えも言われぬ味わい




伊賀のなんとかという 有名な人の壺なんやて。(名前 失念!)


ここの 企画はどれもすてきすてき。