酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

日本酒探検隊 於 マンボウ 不老泉の巻

さて今日はあひるちゃんの恒例のマンボウの会。

私も昨日のお礼もかねて お手伝いに伺いました。

今回も超満員御礼!

ここはお好み焼き屋さんですが 月一でお酒の会をしてはりまして 滋賀とはまた違う 山形や福岡や色々なところのお酒の会を展開してはります。そして 年に一回はあひるちゃんの会なのであります。

あひるちゃん形式の自己紹介…日本酒にはまったお酒 そして 今ベストパートナーのお酒を述べていただくと どのかたも興味深く。日本酒の今まで知らんかった世界があちらこちらで垣間見えました。

日本酒探検隊と称して 割水燗の実験をワークショップみたいに。同じ紫ラベルという山廃原酒を4種類のアルコール度数を体験してもらって その感想を述べてもらいました。

さらに やや若いお酒に 太古のいざないという しょっぱい熟成古酒を数的たらすことで どのように味が変化するかの実験。これは 績センムが選んでくれはった 若いからわかり易いやろうと 木桶の純米大吟醸23BYをもってきたつもりが 普通にBYを確認せずにおくったんやけど 裏を観たら21BY!ぎょぎょぎょ じぇじぇじぇ。あひるちゃん すんませんなあ。折角の実験がわやになってしまいましてん。

そんな失敗もありましたが 皆さん えらい通の人が多く (酒米の田植えに行ってきた帰りの人もやはりまして) ほんま日本酒がおすきなようすで 珍しい実験を楽しんでくれはりました。

持ち寄りのあても アボカドサラダになにやらしゅっと香水のようなものを振りかけてはるのでなんやろとききましたら ドライジン!やとか。

ブルーチーズの蜂蜜掛けは 甘目の酒母四段の熱めのお燗と絶妙のマリア―ジュ。口の中でお互いが溶けるのです!!!


まるで プロ仕上げのかまも。塩加減が絶妙!
さらに イタリア人のような恰好をした若者がやはりまして。豚の血を固めたサングイナッチョ 。 手造りソーセージ サルシッチャ
鮒ずしみたいなチーズでこれは色々なチーズを集めて再醗酵したれあもんで ウォッシュチーズの極み。(三段になっている たっぱーがそれら) わざわざ六甲まで買いにいかはったそうな。これが 今日の不老泉の山廃のお酒にどんぴしゃりやん。今日の目から鱗のマリア―ジュでした。

私は大きな冬瓜をもろたので 柔らこう炊いて生姜&酢橘で餡に。けど これ 冬瓜を使てしまわなと、不老泉を全く意識せず作ってしまいまいした。あはは。合わせるのやったら、杣天くらいかな?

人気を博したのが どの温度帯でもOKな 績さんが冷蔵庫からさがしてきてくれはった20BYの山廃純米吟醸中汲み!これと そまの天狗(これは ひやのほうがええみたい)。追うように人気やったのが木桶の純米大吟醸の生でした。

けど私個人的には紫らべるの割水燗も 大好きやな。

〆にはいっつも楽しみな マンボウの大将 中川さんのお蕎麦。美味しい~~

楽しい時間をありがとうございました。あひるちゃん 鈍なことですみませんが、皆さん新しい試みを興味深く楽しんでくれはったみたいですね。次もたのしみです。