酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

器で変わるお酒の味わい

大津ライオンズクラブさんの会にあひるちゃんが 講師としてお話し&レクチャーしはったので そのお手伝いにいってきました。

スライドを見ながら 愉しくわかり易く お酒の楽しみ方を語ってくれはります。さすがあひるちゃん。

紙コップ グラス リーデルグラス 塗杯の4種類で どう感じ方が変わるか 体験してもらいました。

さすがに紙コップは、誰も良いとは感じはりませんでした。

リーデルが一番人気でした。が あとの3つも結構人気。

グラスは すとんとした普通のグラスの予定でしたが 出されていたのが 柳宗理作の日本酒用グラスでした。

さすがインダストリアルデザイナーの造ったグラス。足がしっかりしているので 割れにくく安定感もあり。またどんなお酒もオッケー。

リーデルはすぐれものではありますが お燗にはむかなかったりもするので、やっぱり軽やかな大吟醸で 本領を発揮して 時間が経つほどに魅力をましてきました。

呑み比べは白いセンセーションで。

そのあとぎりぎりまでまよったんやけど、喜楽長 敬いし!これは しみじみ美味しい。派手さはないけど ランクの高い でも料理にもちゃんと寄り添う すんばらしいお酒でした。

さらにお燗で 残しておいたよしのぼり 神開山廃純米 これはどちらも弐年以上たっていて しかも60%精米どうしで どちらも山廃でのりのり。厚味のあるお酒で 熱めにお燗をつけてちょっと冷めた辺りが

最後がまたよかったんです。コスパ抜群のきりょうよし。等外米なので超コスパの良いお酒。

最後の3本は きっと熱めの陶器なんかもええやろなあ。塗杯やら日本酒グラスがよかったです。
家でも再挑戦研究。


左の2種と右の2種は ほんまに違いました。

左の安いワイングラスとリーデル。やっぱり 繊細さがリーデルにはあります。

そして 右は 結構にてるのやけど 柳さんの日本酒グラスは 持った感じとかが なんかええのやなあ~~~


今回器と言うテーマをあひるちゃんが掲げてくれはったので ええ勉強させてもらいました。ありがとうございました。