酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

上原の酒粕 そして 大治郎の袋吊り粕

酒粕がよう出ます。どの酒粕も美味しいと喜んでいただいているのやけど 不老泉の粕はないのかとも よう聞かれます。別格なんやそうです。

そして注文をしたら 今の酒粕はおいしないさかい 出したくないとのこと。そして それを言うてはるのが 上原のお母さん。

新酒の時は新酒から呑めるように 違う造りをしはるので お酒は美味しいけど酒粕は美味しくないそうな。

上原酒造はお酒だけではなく 酒粕にもものすごいこだわりがあり この新酒の酒粕は上原の酒粕としてはだせへんとのこと。

すごいなあ。このお蔵のよき熱きプライドには感動します。

年明けには 上原酒造の美味しい酒粕がとどきますので もうっちょっとお待ちくださいませ。

誤解の無いようにつけくわえますと これは不老泉の造り方やからなので 他のお蔵の酒粕は、お酒も美味しく粕も美味しいので ご安心ください。

もうひとつ 別格なのが大治郎の袋吊り粕。これも 一度食べたら忘れられへんといわはります。

柔らこうて 中でまだ発行しているので袋がパンパンになっていたりもしまして、これでシフォンケーキをやくとたまらない美味しさ。

沢山とれないので ほんまの限定でわずかしか入ってきません。ので予約制です。

そして このごろ大ちゃんのお酒には 奥様久美さんの手書きのメッセージが添えられていて ほっと心が和みます。ええ嫁さんもらわはってほんまに良かったな。