横浜からおいでになったお客さんによりますと、前は神開の藤本さんが 横浜のそごうによう来てはったらしいのです。
そのころの神開のお酒は、味はばらばらやったんやけど、藤本せんむが憎めへんおもろい魅力があったので、このごろ来られないのが寂しいと。
ほんまにそや。藤本さんはむちゃシャイ。それでいて、へんに可笑しい。ほんで演歌好き。けどお酒造りに対しては、このごろますます力も気も入っていて、杜氏さんと海老蔵さん三位一体の努力によって、このごろの酒質の向上は眼を見張るものがあるのではないやろか?と思います。
なので そのお客さん、他のお酒を買おうとしてはったのに、美味しくなったはずの今の神開をおすすめしたので買って帰らはりました。
さてさて 今日も試飲を持ってきてくれはりました。神開 吟吹雪14、5と 辛口純米原酒 9号酵母。
滋賀ではまだまだ少ないですが、このところ風の森をはじめ、美味しい低アルコールのお酒が人気ですが、神開14、5はだいぶ前からこの「アルコールは低いのにヴァランスがとれた美味しいお酒」を造ってはりました。先見の目があったんやな。
SAKE cafe ハンナさんは14、5が産まれた時から気にって頂き、それもあって、小川酒店には常に置かせてもろてます。
軽やかな14、5も しっかりした酸の辛口原酒もそれぞれに違っていてどちらもが美味しい・・・これは
さらに喜多さんからは、お待ちかねのゆりかご水田米コシヒカリによる月夜のゆりかごというお酒のサンプルもいただいたんですが、これも家さん こんなお酒も造れるんやな。
今日の三本は、3本ともそれぞれに個性に溢れて、どれも美味しいお酒でした。
昨日きてくれはったFさんにも 神開の直汲みの一年もんをお勧めしましたが・・・・・どやったやろ?お気に召していただいたやろか???どきどきどきどき横浜のお客さんも どやったやろか?成長した美味しい神開のお酒に酔いしれてくれてはったらええのやけど・・・・これもどきどきや。