酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

利き酒会 ぱあと2

利き酒会では 楽しみ方もいろいろ。

ご主人は吟醸をテーマに奥様が特別本醸造をテーマに絞ってまわってはる酒通のかたとか。

ブースに立っている魅力的なを狙って回ってはる人・・・・・私もその声に惹かれていいちこのブースへ。確かにしゃべくりが上手です。柔かくてわかり易くて ついつい惹きこまれていきましたわいな。いいちこのフレスコボトルはいわば大吟醸なんや。しかも 綺麗なだけでななくて、麹の力でうまみもちゃんと出しているという優れものなんやて。

ヒトミワイナリーさんでは、若い男女の蔵人さんがそれぞれにブレンドを任された2本がならんでいました。そして 3から5種類くらいの葡萄のそれぞれの品種の特性をいかした、また目標とする味わいを考えた渾身のブレンド・・・これまた すごい世界なんやな。途中から岩谷さんやはりましたが、もう超満員でご挨拶もできず。ここの人気もすごいわ。

おつまみをこっそりご持参の方も。私もこっそり頂きました。蛍烏賊と蛸!~~~うま~~~。やっぱり肴があると、よりいっそうお酒はおいしいな。


この楽しい人達は 今日の一番!といいながら 六方のブースに来てくれはりました。色々なブースを回らはって最後に忘れられない六方をもう一度飲みたい!とお立ち寄りくださったのでした。ここと福のしずくブースは、お酒が売り切れてしまったあっくんが遊びにきてはったり、酔醸メンバーが集ってくれはったりもして・・また酒屋さんが当番制なので寄ってはったりして、これまた不思議空間でした。

私は今回火入ということに目から鱗でした。六方はうちでは生が大人気で生ばっかりおススメしていたんやけど、この火入もまたよかったんや。薫り高いフレッシュな生に比べて味わいも香りも火入&時間によって落ち着いて これもまたええなあと。そいう言う意味で、萩乃露の山田錦吟醸純米も、今回はでてへんだけど 不老泉の雄町火入もほんまにええし、こういうお酒をじっくりゆっくり冷蔵庫に入れなくても良い棚に並べていきたいな。