酒屋日記 

小川酒店@滋賀浜大津、京阪電車沿いの酒屋のつぶやき

倖屋の会 北島の巻

倖屋の田中さんは 利き酒王決定戦で見事1位に輝かはったので 久しぶりぶりにお祝いの気持ちを込めて倖屋さんの会に伺いました。

ご常連さんが仰山やはって、アットホームなあたたかな空気。

田中さんと一緒に朝市に伺って選んでくれてはる酔虎さんは利き酒能力も素晴らしいのですが、料理の腕もで、田中さんにお祝いの気持ちを込めてごっつおうを一品。鶏の味噌麹のお料理で、むちゃ手が込んでいてほんでお酒に合いました。

いつも蔵に伺う電車の道中でお料理の話を伺っていましたが、実際にお料理を頂くのは初めて。さすがです。しかも特別の素材ではなく、スーパーに売っているごく普通の素材を使わはるのがまた嬉しい。

近江の地酒の御縁でこんなふうに繋がらせてもろて、いっぱい教えてもらったり刺激をうけたり、お料理もおせてもらい、有難いことやし、これからも益々よろしゅうの気持ちです。

ここでお出会いしたはっさくさんが、朝からの朝市にきてくれはった 北浜くくりさんや 梯子さんと千代酒造の田植えで既に繋がってはったり。

夕鶴さんからは、お父さんから引き継がはった金沢酒店の15代目さんとは 一緒に勉強して育って行きたいのやというええ話を聞かせてもらいました。酒屋と料飲店のこういう関係 ええなあ。夕鶴さんは、ないすな温度でお燗をつけては持って来てくださり、それがまた絶妙。

お客さん同士も回を重ねるほどにより親密になり、この関係もまたよろしなあ。コア~なお客さんは蔵元さんとも益々深く繋がってきてはるのを感じます。

縦横無尽につながる日本酒の縁(えにし)を改めて感じた夜でした。

毎度お馴染み一博さんが途中から飛びいり。可笑しいお方や。

お料理は田中さんの育てた野菜一杯のお料理に琵琶鱒の造りなど、お酒に合う美味しいごっつお!

楽しい夜をありがとうございました。

ますます浜大津こだわり朝市厳選のお酒を楽しむ会が発展しますように。陰ながら 応援させてもろてます。